私が訃報を聞いたのは 当時京都で着物を描く仕事をしていた時です 私は遅い昼食をと 仕事場とは少し離れた食堂に車を走らせていたときでした カー・ラジオから 若い女性アナウンサーが「元ビートルズのジョン・レノンさんが 自宅があるダコタ・ハウスの前で・・・」とコメントが流れて来た時は 車のブレーキを踏んでいました “ジョン・レノンさん”という“さんずけ”のアナウンスは訃報に際して当たり前なのかもしれないのですが この女性アナもショックを受けられていたのでは・・・?
翌日 活字の「ジョン・レノン射殺される」という記事には さらにショックでした “射殺”という言葉は 私にとって”射殺=悪人”というイメージが強烈にあり 何でジョン・レノンが・・・「凶弾に倒れる」の方が未だショックがやわらげる・・・そんなわけないか!
ビートルズ全盛の頃 隠れビートルズ・ファンであった 尤も余り熱烈なファンではなかったのですが・・・熱烈なファンなら隠れる必要ないか
私が始めてコレクションしようとしたバンドは「デーブ・クラーク・ファイブ」でした で次は「ローリング・ストーンズ」でした すぐやめました ファンが多いというただそれだけの理由で 私が持っているアルバム「アフター・マス」「サタニック・マジェスティー」「ゲット・ヤー・ヤーズ・アウト」ぐらいですか そして「ラヴィン・スプーンフル」です
ビートルズを本気で聴きだしたのは多分ビートルズが解散した もしくは解散の噂が出だしたころでしょうか メンバーの一人 「ジョージ・ハリソン」の人気が高まってきた頃でした 私も例外でなく「ジョージ・ハリソン」が一押しでした「ホワイト・アルバム」の“ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウイープス” ビートルズらしからぬギター・ワーク すっかりジョージ・ファンになった私でした ある日 友人達と音楽談義 友人曰く「あほやなぁ あのギターはクラプトンや ジョージやないで」 あっというまに覚めてしまいました 「レイラ」クラプトンで有名な曲]があります 「レイラ」・・・ジョージの嫁さん? 「レイラ」を始めて聴いた時「クラプトン ほんま上手くなったで じゃないといきなり2枚組みのアルバム出せヘンで」「ちゃうで・・・クラプトンと違うで デュアン・オールマンのギターや」 そういえばカー・ラジオで聞い『デラニー&ボニー&フレンズ&クラプトンの中の「オン・ツアー」という曲』むっちゃかっこよく聴こえていたクラプトンのギター・ワーク 改めてステレオで聴いたら「やかましいわ このギター」の一言でした クラプトンも私生活で色々あったようで・・・今は好きなミュージシャンの一人です・・・まとめになってない
ジョン・レノンはいなくなってしまったけれど 彼の詩(うた)は 世代をこえて永遠に存在していくと思います
ジョン・レノン・ミュージアム http://www.taisei.co.jp/museum